春の七草は頭に入れて・・。

春の七草の由来と

七草粥の効能には、

チャント意味があるのです。

 

毎年、

お正月ムードが落ち着いたころになると、

“春の七草”という言葉がちらほら・・・。

 

七草粥とは、

“春の七草”とされる7つの食材が入った

お粥のことです。

 

小さいころ、

“セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ・春の七草”

と暗唱して、

なんとなく覚えている人も

いるのではないでしょうか?

 

一方で、

七草粥を食べる風習は

ややすたれてしまっていると思われます。

 

新年になると

スーパーなどに

セットになった七草が

販売されています。

 

ただ、

行事として

七草粥を毎年食べる、

という人は多くないかもしれませんね。

 

若い人では、

春の七草が

どんな植物なのか知らない、

という人もいるでしょう。

 

でも、

古くから続くこの行事は、

とても深い意義を持っているのです。

 

・・・で、

春の七草の由来と

七草粥の

効能についてチョットお節介を・・。

 

春の七草の魅力に気づく

きっかけになれば

良いと思っています。

 

七草粥は、

実は栄養豊富な健康食なのです。

 

昔の良き風習を

取り入れてみては如何でしょうか?

 

春の七草(はるのななくさ)・・・七草粥

  1.芹(せり)        川辺・湿地に生える。

  2.薺(なずな)       ペンペン草 

  3.御形(ごぎょう)     母子草。

  4.繁縷(はこべら、はこべ) 小さい白い花。

  5.仏の座(ほとけのざ)   田平子(たびらこ)。

  6.菘(すずな)       蕪(かぶ)。

  7.蘿蔔(すずしろ)     大根。

 

14世紀の南北朝時代に、

四辻の左大臣(本名:四辻善成(よつつじのよしなり))」が

源氏物語の注釈書「河海抄(かかいしょう)」の中で

七草のことを記載しています。

 

それが後年、

よく知られる、

“せり、なずな、御形、はこべら、仏の座、すずな、すずしろ、これぞ七草”

の歌になって広まったことにより、

“春の七草”の7種の草と

その読み並べ方が定着したといわれる。

 

新春の1月7日(人日(じんじつ)の節句)に、

春の七草を

“七草粥”に入れて食べる習慣がある。

 

食べると、

災いを除け、

長寿富貴を得られると言われています。

 

“春の七草”が話題になると、

そろそろお正月モードも終わりに近づきますね。

 

君がため春の野に出でて若菜摘む我が衣手に 雪は降りつつ  (若菜 = 春の七草)

古今集光孝天皇

せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ

 

春の七草は

“七草がゆ”にして食べるなど、

”食”を楽しむものですが、

秋の七草の方は

花を”見る”ことを

楽しむもののようです。

 

 

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